【日経225ミニ1枚】ダウ1,861ドル下落【デイトレ修行】
トレードできる日は寄り付きから2時間ほど日経平均先物miniを1枚でトレードしています。
2020年6月12日(金)日経225mini 9月限
昨日のNYダウはマイナス1,861ドルと大幅に下落した。ナスダック、S&Pも5%を超える下落。ハイテク株にも売りが入った。
パウエル議長が経済に対するコロナの影響の長期化を示唆したことやコロナ感染者200万人突破などの報道から売りが進んだ。
買いが入っていたバリュー株が売られ、米10年債利回りの低下で銀行株が売られ、WTI原油価格の下落で石油関連株が売られた。
ダウは27,000ドル台から25,000ドル台まで調整した。25,000ドル前半は31.8%戻しのラインとなる。
日経も昨日終値時点で23,000円台から22,000円台まで調整している。日経は21,000が31.8%戻しのラインとなる。
FOMCの記者発表をきっかけに市場は経済の実態を再認識し、コロナの感染状況から第二波懸念も意識されだした。
急テンポで上げ続けてきた相場のスピード調整との解説もあった。
VIXは20台後半から40台まで急騰。長期金利低下からドル安も進んでいる。
ドル円は106円後半。
本日のトレード方針
先物の前日終値は22,410円。夜間終値は21,665円。夜間高値は22,305円、安値は21,570円。
7時時点のCME日経先物は21,790円
8時40分時点の気配は21,800円。
NYダウは3月16日2,926ドル下落以来の大きな下げ。至上4番目の下げ幅。
日経先物は昨日の夜間に入って下げ続け21,000台半ばまで下げている。
基本は下目線。
21,000円台半ばから下値をさぐりにいく展開か。21,000円のサポートは強そう。
上値のめどは節目の22,000円。超えれば15分足雲の下限22,100円くらいまではあるか。
今日の時点では大きく買い上がるまではいかないのではないか。
本日のトレード結果
今日はSQ算出日で寄り付きに一波乱があるのかと見守るが、特におおきな動きはなかった。
東証の寄り付きと同時に上昇をはじめ一気に21.980円までいくが押し戻され長い上ヒゲの十字線を形成。
この動きはダマシとみて乗ることはなかった。
そのあとはゆっくりと1分足雲上限にむかって降りていく。
しばらくは下値をためす展開か。
雲の下で下降がとまりヨコに移動。
下ヒゲが出て折り返す動きにも見えるが雲も厚いし買いの勢いも弱そう。
9時15分21,720円売りでエントリー。ストップはたっぷり80円みて21,800円においた。
まだ下値をさぐるとみて売りではいったが、2分後に買いの勢いが出て一気に吹き上げてロスカット。-80円。
ローソク足をみて素直に反転上昇と考えればよかったが、いきなりこの雲を抜けるとは思わなかった。
売るのであれば、見込みで売らずに雲から落ちたのを確認してからエントリーすべきだった。
その後、雲を抜けて雲上限から離れて上昇をはじめたところで、追いかけて9時25分21,940円買いでエントリー。
ストップは21,800円(140円)に置いた。
これまでは出遅れたらあきらめて上昇を眺めているだけだった。
今回も注文にもたつき(特にストップ設定で)出遅れてしまったが、それでも動きを見極めてとび乗った。
そこから22,045円まで上昇。固いと思っていた22,000円のレジスタンスを簡単に突破したのでさらに上値を試すとみて利確せずに様子を見る。
と、そのまま雲の上限にむかって落ちていってしまう。
うーん、突破したわけではなかったのだ。ちょっと、飛び出しただけで跳ね返されたのだ。
1回目の負けをとり戻ずために手堅くこじんまりと利確してはいけないと思い、ふんばりどころ、と見守っていたのだが。
これはやむを得ない。戻ってくるのをまつことにする。
その後は、建値の21,940円をかんたんに割り込みマイナスに。
さらに、雲も突き抜けて抜けたあとストンと落ちていく。
このまま、21,000円を目指していくとまずいが、必ずふたたび22,000円前半を試すはずだ。
朝一につけた21,705円がサポートになると考え、ストップを21,800円から21,680円に移動して耐えることにする。
さいわい21,735円でちゃんと折り返し、上をめざしてくれる。
その後雲の下限近くまではいくが何度か押し戻されながら雲の切れ目を狙う。
切れ目からうまく上に抜けだし、いったんは戻されたが10時33分から上昇に勢いがつく。
1時間待って、ここでようやくプラ転。
しかし、22,000円までヒゲがのびたところで達成感からか、いったん下降。
しばらく21,935円あたりで売りと買いの攻防。どちらにもいきそうな動き。
場合によっては建値での利確も考える。
10時50分、ふたたび買いに勢いがでて陽線が立ち上がる。
今回は上値を狙いながらも1時間プラ転をまったのだから、プラスにするのは至上命題。
22,030円あたりまで伸びたところで21,990円にストップを上げ急落に備える。
今回は保守的にいく。
10時55分、少し値をさげて21,990円でストップにかかり決済。+50円
(チャートの縦線のひとつ前の足)
今日のトレードはいったんここまで。
ここまでと思ったら、21,990円でストップにかかったあと、いったん下げたがまたじわじわと上昇していく。
さらにしばらく見ていると上昇の勢いが残っていそうなので、「遅れてでも入る」を実行する。
11:13分、22,110円買いでエントリー。ストップは22,080円。だめならすぐ撤退。
3分後、このあたりが限界とみて22,150円で指値決済。+40円
11時もすぎているので今日のトレードはここまで。
その後の値動きはこのようになった。
きょうの一日の値動きはこうなった。さらに一段の高値を追って22,250円までには達した。
本日のトレード損益: 2勝1敗 +10円
・1回目 -80円
・2回目 +50円
・3回目 +40円
Total. +10円 (x100円=1,000円)
本日のトレード自己評価
1回目
単純にきょうは下目線で売りと決めてかかっていたところがある。
もっと慎重に動きをみてエントリーすべきところ、下ヒゲが揃っているのに安易に売りで入った完全なミス。
入るなら上か下に動いてからにすべきだった。
また、ストップも通常50円を基準にしているのになぜか80円にしていた。上に抜ける可能性も意識していたら30円と浅めにしていただろう。
そんなことであっという間に80円もっていかれてしまった。
2回目
最初にピークをつけたときに手堅く利確せず、チャンスをつぶさないように様子を見たのはいいと思うが、
22,000円の心理的節目は強いという認識があったのだから、上値にあまり過度な期待をせずいったん利確という判断があったのではないか。
3回目
いったん決済したあとで、依然上昇を続けている流れにとにかく飛び乗ることができた。
今後もこういうチャンスをしっかりとっていかないとプラスにはできない。