【日経225ミニ1枚】経済再開期待、雇用統計待ち【デイトレ修行】
トレードできる日は寄り付きから2時間ほど日経平均先物miniを1枚でトレードしています。
2020年6月5日(金)日経225mini 6月限
昨晩のNYダウは高値警戒感からマイナス圏で推移したが引けにかけてはプラスに戻した。
ナスダック、S&P500、ロンドンFTSE、ドイツDAX、上海総合はマイナスで終えた。
リスクオンムード一辺倒からいったん調整ムードの模様。
一方でECBがPEPP(パンデミック緊急購入プログラム)の6,000億ユーロ追加、21年6月までの延長という大型追加緩和を表明。
ユーロ圏経済再開への期待感を盛り上げユーロも高騰中。
今週の米新規失業保険申請件数は予想より若干悪かったが問題視はされなかった。
WTI原油も上昇、VIX指数も25.1と落ち着いている。
日経は20,000円から23,000円手前までの上昇が急すぎて高値警戒もあり本日は上値が重そう。
また、今夜は米雇用統計の発表があり失業率はマイナス20%が予想されている。
週末でもあり、午後から引けにかけてはポジション調整や利益確定売りが出るかもしれない。
株高からドル安が進んでおりドル円は109円台に入っている。円安も日経の支援材料。
本日のトレード方針
先物の前日終値は22,760円。夜間終値は22,700円。8時時点のCME日経先物は22,740円付近でわずかに下降中。
経済再開のリスクオンからの調整ムードで基本的に下目線で。
日経が20,000円台に入ってから日銀ETF買いは縮小しているようだが、外国人買いは引き続きつよいようだ。
朝一番でいったん23,000円をためしその後は高値警戒から22,700円まで調整、その後ふたたび23,000円から上をためすのではないか。
日経先物夜間は22,600円から22,850円のレンジで推移した。
本日の日経先物もこのレンジで推移するか。
サポートラインとしては夜間安値22,594円、直近安値22,490円あたりが意識される。
本日のトレード結果
8時45分、大阪取引所は22,680円で寄りついた。前日比-80円。いきなり下げていく。
9時の東証寄り付きからも下げていくが戻りもあってうまく売りで入れない。
1時間足は雲の中、1分から15分足は雲の下で推移。22,555円で折り返す。
ここで買いで入ることも考えられるが本日は下目線でなるべく売りで入りたいと考え見送る。
1分足雲の下まで上昇し再び下降をはじめる。
しかし50円ほどの狭いレンジで上下するためなかなか入れない。
エッジを形成してきたのでブレークを待つことにする。
9時50分にエッジを上抜けしたが雲を抜けきらなかったので見送る。
案の定、雲の中に戻ってくる。そのまま雲の下限を抜けるが下には落ちない。
その後エッジに沿って上昇。10時2分、そのまま雲の薄いところから一気に上抜ける。
次の一手で歩み値のスピードが上がり一気に20円上昇して22,660円をつけた。
急ぎ買いでエントリー。
決済目標は夜間高値22,850円、ストップは90円みて22,570円に。
22,600円がサポートラインとして機能しているとみて直近安値の22,595円から25円離したところに置いた。
10時3分、うまく22,660円買いで約定したが、直後下降してローソク足はトウバを形成。
なんてことだ。。。ブレイクして一気にいく勢いだったが押さえつけられダマシに終わる。
トウバに続いてそのまま下げていく。
10時15分、22,585円で折り返す。やはり夜間の安値ライン22,600円はサポートとして機能している。
10時半、22,655円までもどすが反転してふたたび下降。プラ転ならず。
10時45分、ふたたび22,585円で折り返し上昇に転じる。
11時すぎにようやく1分足雲の上に出てこまかく上下しながらジワジワと上昇していく。
11時31分、ひさびさに大き目の動きで40円近く上昇。本日の寄り値22,680円までもどす。
ようやく建値の22,660円を上回りプラス圏に入った。
いったん22,640円まで下げるが折り返して上げていく。
再度22,640円まで下げるがサポートは強く折り返して雲の上限下をかすめて上げていき22,700円にタッチ。
本格的に上昇トレンドかと思えたが22,700円到達後はなかなか抜けられずその後
20円ほど下押し。
すでに12時半に近い。
日経の後場が始まるといよいよ週末にむけてのポジション調整が始まるかもしれない。
どこかで上値を試すとみて待っていたがきょうは調整日で23,000円台は来週にお預けか。
そう言い聞かせてチャートの縦線1手前、十字線の下髭の先であわてて利確した。
利確したあとの動きを見ると右肩上がりで株価は上昇。30分後には23,810円まで上げていた。
わずか7分ほどの違い。
抜けたとたん、ぐんぐん上がっていく間の悪さ。
本日の日中取引を15分足で俯瞰して見てみる。
利確したのは22,700円まで戻してきた上昇トレンドのほんの一瞬の押し目。(緑色)
利益確定売りが出てきてプラスが消えてしまう前にプラスで終えよう。。。という焦り。
時間はかかったが順調に下値を切り上げて雲の上に出ていたのに。
しっかり70円離して22,590円にストップをおいているのだから、ゆったり構えていればいいはずのところ。
ニュースによれば昼休み時間帯に経済活動再開期待からダウ先物が上げ幅を拡大しこれに連れて日経も上昇したとか。
その後の推移を30分足で見てみると
日中の取引きは本日の高値22,870円で終えている。
夜間はさらに上昇にはずみがついて23,000円越えからスタート。
21時半の米雇用統計がポジティブサプライズとなりダウ先物とともに急上昇。
ダウの取引開始とともに日経先物もダウに連れてさらに上昇をつづけ夜間のうちに23,315円をつけて23,155円で今週の取引きを終えた。
あと、7分まてば待ちに待った上昇トレンドがはじまり日中の終値でも22,870円(+210 円)。もし、夜間に挑戦していれば23,315円(655円!)。
ただし、上昇トレンド継続と思っていても、夜間取引で雇用統計の夜にいきなりポジションをもつのは初心者のわたしには到底無理な相談だけど。
こういうアンラッキーはときどきあって落ち込むが、逆のパターンでラッキーなことを忘れているだけで、これはしょうがないかなと。
しかし、ここまで大きなアンラッキーもめずらしい。。。。
本日のトレード損益: 1勝 +20円
+20円 (x100円= +2,000円)
本日のトレード自己評価
下目線で下落を予想していたのでポジるなら売りでと思っていたが、上値を試すトレンド発生とみて買いで入ってしまった。
いつもなら10時半ころからそろそろトレンドが出てくるのに12時半になっても上値は重い。
プラスのうちにと手じまった途端に急上昇。。。
冷静に分析してみると、
・欧米でいったん調整ムードが出たとは言っても経済再開期待は依然つよい。ECBの追加緩和も支援材料。
・前日の取引き終了前に上昇してプラスに転じたダウ先物がその夜上げることは予想でき、それに日経先物が影響をうけることは容易に想像できたはず。
・連日日経先物を買ってきた海外勢が昼まで積極的に買いに入らなかったのは、高値警戒感からの下値の堅さを確認していた可能性。
・直近安値の22,580円あたりがサポートになっているのを確認後に海外勢や国内短期筋がダウ先物の上げに合わせて買いに入ったと思われる。
反省点としては
・雇用統計の週末を意識しすぎていた。
22,660円で買いポジを持ったまま、午後から利益確定売りがでて22,300円くらいまで下げ、そのまま夜間に突入
雇用統計結果が意外に弱くて失望売りから22,000円近辺でポジをかかえたまま夜間を終えて週明けどうなるかわからない状態に
という最悪パターンを意識。
そのため後場までひっぱって上昇トレンドを待つことができなかった。
しかし、今週のADP雇用統計はポジティブサプライズだったので夜の雇用統計をこまで意識することはなかったかもしれない。
むしろポジティブサプライズを見越して買いが入った可能性もあるという。
・また、昨日の大敗につづいて連敗は避けたい、せっかくプラス圏にもどしてきたのでプラスで終えたい!
これが後場寄りをまたず利確をいそいでしまった理由として大きい。
結局、取り返そうという気持ちが大敵であることと通じているように思える。
200円、300円を狙っているのに10円、20円を確保しようというセコイ考え。
利益を確保しようという気持ちは大事だが、せっかく緻密に分析した戦略もセコイ考えで台無しになってしまう。
ストップを入れてあるのだからあとは待つ!くらいのすわった腹が必要だと強くおもった。
とりあえず、負けが続くと気弱になってしまいトレードも楽しくないので+20円とはいえプラスで終えたのは来週からの励みとなる、と考えよう。。。。とほほ